伝統食材クリエイターとは?

伝統食材、食育を伝える事が専門です。

昔ながらの食材の良さをたくさんの方々にお楽しみいただけるように、固定観念にとらわれずあらゆる表現でお伝えするのが伝統食材クリエイターです。

昔から栽培・製造されている食材や地域の固有品種の栽培と研究を行い、現代人に受け入れていただけるように調理例を提案したり情報提供を行います。

執筆、イベント、講演・料理教室・メディアを通じてPRを行い伝統食材の周知に努めます。


私達が食べ物を選択し食べることが出来るのは、今までたゆまぬ努力で生産し伝える人がいらしたおかげです。

次世代にひとつでも多くの食材の選択肢を残す事が目的で活動を行っています。

どんな仕事をしているの?

消滅の危機にある食材の栽培・継承や、復活、周知を行っています。

伝統品種を継承し、途絶えた品種は復活させ、周知に努めるとともに、ご家庭や学校での食育で生かし、飲食店や料理人・料理研究家が活用できるようにします。

1300年の歴史がある地域で代々栽培している『伝統黒米 弥生紫(やよいむらさき)』、戦前の白米で大粒が特徴の『阿波の伝統米 徳ばん』、お米と麦だけでつくる最古の甘味料のひとつ『米あめ』、昔の甘酒を再現する為に伝統品種を復活させるところから行った『伝統甘酒』など。

我が家は代々受け継いでいるお米を栽培する米農家です。品種改良がすすんでいない昔のお米は沢山の種類があり、それらの栽培はとても繊細で難しいものです。

種を守り続ける役目を持った米農家ならではの感性と技術で、希少になりつつある食材をあらゆる分野の方が活用できるようにします。

例えば『戦前に飲んでいた甘酒』を再現する場合は、調理方法だけではなく、材料であるお米も昔の品種を使用する事が必要です。当時の日本のお米の品種や聞き取り調査を行い、何年もかけて栽培ノウハウを確立し製造を行い再現しました。


ご家庭や学校、地域行事で食育を行っています。

農場では15年程食育を行っており、12年前から結婚を機に食育活動を開始しました。延べ2600名の子ども達の食育を行いました。

地域の食文化を活用する為のイベント、企画

執筆、食育たよりの発行

学校向けに毎月食育たよりの発行を行っています。

誌面や新聞等に食材にまつわるエピソードを執筆します。ご依頼も承っております。


飲食店、観光事業、料理人、料理研究家の皆さんに食材を提案しています。

継続的に伝統食材が利用されるためには、それらが経済的な効果をもたらすことが重要です。伝統食材にはいろいろなエピソードも持ったものが多くあり、メニューに新たな魅力が加わったり、食材を通じて地域の活性化につながるような企画を行う事が可能になります。


イベント、料理教室、講演、食育教室、テレビ、ラジオ、雑誌、YouTube等での企画

イベントや企画を行う時に、伝統食材クリエイターは料理人の方や料理研究家の方とコラボすることが可能です。
(私は米農家であり伝統食材に特化した立ち位置にあります。そのため、料理人や料理研究家と立場が競合しないので、料理のプロとおもしろい企画を一緒に行う事ができます。)


お店のメニューや、料理教室、イベントや企画、学校での食育活動で、伝統や食文化の魅力発信をしてみませんか?

伝統の世界からのメッセージを伝えることが出来る沢山の機会をお待ちしております。


『伝統食材クリエイター』は、名前はチャラチャラした感じですが、やってることはかなり地道な作業で堅実です。

一つの食材の為に6年かけて復活を行う事もよくあることです。

性格もずいぶんと辛抱強く気長になり、あきらめない(しつこい)性分になりました。

お引き受けする仕事の目的と基準

(目的)

1. 地域や文化に密着した伝統食材や、地産地消・食育の重要性を一般(消費者)に周知し、豊かな食生活や食文化の大切さを次世代に繋ぐための情報を提供する

2. 付加価値の高い第一次産業の活性、啓蒙、推進

3. 乳幼児期~青年期の食育による『食の安全・安心』の理解の向上に努めること

4. 学校の方針に合わせた食育カリキュラムの提案を行い、継続的な食育を行う

5.  体験を通じた食育と、情報提供

6.  生産、管理、調理に関する理解を深め、活用する為の情報提供

第六回ディスカバー農山漁村の宝で、高付加価値型の農業と食育・食文化・農林水産のPR活動を優良事例として選定

画像は第98代 安倍 晋三内閣総理大臣とともに。

活動経緯

・代々継承する伝統黒米 弥生紫の栽培に従事

・なかがわ野菊の里 設立

・毎日新聞農業記録賞 優良賞受賞

・県内外の食育、給食に関わる。

・2009年 徳島の伝統米「徳ばん」を復活

・2009年 関西テレビ、ニュースアンカー「なかがわ野菊の里」特集報道

・2009年 明治神宮に「弥生紫」を奉献。

・2010年 四国放送にてテレビ特集。

・2010年 明治神宮に「弥生紫」「徳ばん」を奉献。

・2010年 お米「まま徳」の販売開始。

・2011年 B-FMラジオ番組「田舎すけっち」のパーソナリティーを約1年間行う。

・2011年 関西テレビ、ニュースアンカー「なかがわ野菊の里」特集報道。

     ラジオ番組:なかがわ野菊の里の「田舎すけっち」

・2012年 明治神宮に「弥生紫」「徳ばん」「まま徳」を奉献。

・2013年 伝統製法による「あま酒」を販売開始。

・2013年 巨大胚芽米「白宝」販売開始。

・2014年 YouTubeでの配信開始。

・2014年 伝統製法による「まろやか米飴 白米タイプと黒米タイプ」を販売開始。

・2015年 高アミロース米『とおせんぼ』販売開始。

・2015年  講演会「和食が食べられない日本人たち」

・2016年 高アミロースなどの特殊なお米を使った介護食への取り組み。

・2016年 農水省主催『フードアクションニッポンアワード2016』を伝統黒米 弥生紫が受賞。

     国産農林水産物・地域の食材や食文化を活かした1,008産品の応募の中から究極の逸品10産品に、「伝統黒米 弥生紫」が選定。トランジットジェネラルオフィス様選定。

・2017年 とくしま特選ブランドに「伝統黒米 弥生紫」が選定。

・2017年 継承している『伝統黒米 弥生紫』のフードフェアが、sign代官山店・外苑前店、立川店、五反田店で開催される。

・2017年 学校向けに『食育だより』を毎月発行開始。徳島県と東京の10校に毎月発行。

・2017年 テレビ番組『食いしん坊アカデミー☆』企画監修。地域食材の活性を主旨とし、12CH徳島県全域放送。

・2018年1月から令和2年9月まで 四国放送ラジオ『ラジオ大福』の番組コーナー「阿波まんぷく便り」を担当。

・2018年 ICTとくしま大賞 奨励賞受賞

・2018年 阿南市農林水産物消費拡大アドバイザー(徳島県阿南市)の委嘱を新居 希予が受けました。

・2019年 第六回ディスカバー農山漁村の宝で、高付加価値型の農業と食育・食文化・農林水産のPR活動を優良事例として選定される。

・2019年 耕作放棄地の茶畑の再生 阿波晩茶生産

・2020年 在来茶葉を使った阿波晩茶生産

・2020年 兵庫県多可町から、多可町食いしん坊アドバイザー 委嘱

・2021年 会員制SNSをつかったオンラインによるイベントを企画し、協賛社46社、出演者200人以上で行った。

                  コロナ禍においてのチャレンジとなったが、沢山の方のご協力でオンラインイベントの可能性を感じました。

・2021年 NHKあさいち 『伝統黒米 弥生紫』稲刈りで出演

・2022年 徳島県阿南市から、阿南市農林水産物PRアンバサダー 委嘱

・2022年 NHK『ラジオ深夜便』「徳島の食材と食文化について」をテーマに出演

      徳島海洋教育学校を設立   

取材・記事に取り上げた内容・食材・行事

・伝統黒米「弥生紫」
・阿波の伝統米「徳ばん」
・高アミロース米「とおせんぼ」
・胚芽米「白宝」
・お米の水あめ「米あめ」
・米糀
・伝統甘酒
・黒米そうめん「阿波くろ麺」
・天草
・米ぬか
・徳島県産 野菜、果物、穀物
・味噌
・梅、梅干し
・ハモ
・醤油づくり
・わらび
・遊山箱
・早掘りたけのこ

・みかん
・スダチ
・ヒウオ
・ミシマサイコ
・千年ものがたり(JR)
・稲刈り、田植え
・徳島県知事
・栗
・食と祭り(秋祭り、浦安の舞)
・鳴門金時
・徳島のチラシ寿司
・スッポン
・小松菜
・天草
・阿波晩茶
・草もち
・ゆず
・青のり
・レンコン
・うつぼ
・コンニャク
・狩猟、ジビエ
・春人参
・ワカメ
・チャボ
・しいたけ
・デコポン
・アメゴ
・鱧、ハモ選別、ハモ料理
・なんば、トウモロコシ
・カツオ
・らっきょ
・半田素麺
・ヤマモモ
・ウリ
・アユ
・ボウゼ
・伊勢海老
・里芋(八頭、セレベス、土垂)
・冬の仕込み
・お正月の準備
・五色もち
・おへぎ
・あられ
・大根
・縁起物
・七草粥
・えびす祭り
・焼き味噌機

<ラジオ>

すじ海苔、乾海苔、うつぼ、れんこん

コンニャク

徳島の郷土料理『でこまわし』『ならえ』

イノシシ、シカ等のジビエ 

チャボの卵

醤油づくり

ふきのとう、人参、たけのこ、ヒウオ

デコポン、しいたけ、そら豆、アメゴ、遊山箱

柏餅、カツオ、ジャガイモ、わらび、らっきょう

ハモ(鱧)、梅、半田そうめん、天草

ヤマモモ、スダチ、ウリ、アユ

お盆の食べ物、トウモロコシ、晩茶、スイカ

お盆の話、おはぎ、麩菓子など

トウモロコシ(甘い今どきのトウモロコシと、昔ながらのモチナンバ(モチキビ)について)

晩茶、スイカ

ボウゼ、新米、サツマイモ、

サツマイモ・伊勢海老 ・里芋(セレベス、八頭、ずき・ハスイモなど)

・柚子・保存食・そば

・おもち・みかん・お正月の準備

・おへぎ・大根・勝負メシ・縁起の良い食べ物

・はったい粉(おちらし)・ナマコ・懐かしいオヤツ

・やこめ・あわび・春がきたな~と思う食べ物

・タカアシガニ・桜・漬物

・にんにく ニンニク・サヨリ・アカモク

・酢の物・ならえ・はも皮ちくわ・桑の実

・揚げ物・はも皮ちくわ・なすび・おそうめんのツユ(山海ダシ作り方)

・阿波晩茶

・うなぎ

・夏のおやつ

・ちっか(ちくわ)・救荒食

秋の保存食、栗、おみいさん

柿、駄菓子、きなこ


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